ミユキさん


女スパイミユキ
 ニヤついた男達の手には羽や筆が握られている。それが徐々にミユキの晒された脇の下
や脇腹、絞りだされた乳房、太腿そして、もっとも敏感な部分に近づいてくる。やめてっ
、わたしくすぐったいの弱いのよ!                        
 いやっ!ミユキは身を捩って逃れようとするが、逃れようとするほど太腿、腰、乳房、
股間に張り巡らされた縄が引き絞られ、肌に食い込み、全身の神経を剥き出しにしていく
。                                       
 うぅ、声をだすことを封じられ意識が遠くに飛んでいく、神経だけが研ぎ澄まされてい
く。根を絞られた乳房は熱を孕み炙られているようだ。乳房の疼きに呼応して、縄に擦ら
れた股間がじんわりと潤んでくるのがわかる。                   
「おい、乳首が勃ってきたぞ」                          
「感じてるのか、この女」男達の声が遠くに聞こえる。               
 筆が、羽が、そして数十本の指が末梢神経の塊になったミユキに襲いかかる。つんつん
に固くなった乳首を弾かれ、頭の中でスパークが弾ける。だめよっ!負けちゃだめっ!私
は誇り高き女スパイミユキなのよ。でも、あぁっ、あぁっ。膝ががくがくと笑いだし、崩
れ落ちそうになる。ミユキの中で何かが壊れようとしていた。            

 はぁっ、はぁっ、はぁっ……。                         
 ベッドの中で長い余韻を楽しんだ後、ミユキはトイレにたち、ビデを使った後、手を洗
いリビングまで戻ってきた。スツールに腰を下ろしMr.スリムに火をつけると、一息大
きく吸い込んだ。                              
 子供の頃から囚われのお姫様や悪者に捕まったお嬢様になることを夢見てきたわ。身動
きできない可哀想なミユキ、いったいミユキはどうなってしまうのでしょう。     
 でも、それは夢だから楽しい。現実に誘拐・監禁されて悦ぶ女の子なんているわけない
わ。殺されちゃうかもしれないのに。男の子ってホント単純、それに女の子のことなんに
もわかってない。レイプしたって、時間をかけて愛撫すれば悦ぶって信じてる。必要以上
に長い前戯なんて痛くなるだけ、見も知らぬ男相手に濡れたりするわけないじゃない。悪
人に捕まる夢が楽しいの。夢の中でこそ、私は本当の私になれるのよ。        
 ひたすら苦痛に堪える女スパイミユキの話も考えました。ただこの話の方が実際のミユ
キさんの心情に近いんじゃないかな、と思いました。                



0099マークルの女 #1〜著者ミユキ
(ねっちゃん):キミの正体はとっくにばれているんだよ、ミユキさん!       
(ミユキ)  :なっ、なんですって?                      
(ねっちゃん):きみは、マークルの女スパイ、ミユキ・レイ!私の妻、さっちゃんの政
策秘書疑惑を調べにここへ潜入したんだ。私の仲間のb.bくんからの情報で、きみのこ
とはすべてお見透しなんだよ、はははは。                     
(ミユキ)  :・・・・気づくのが、遅かったようね。証拠はつかんだわ。もうあなた
もおしまいね?・・・・・                            
(ねっちゃん):わっはっはっはっは。                      
(ミユキ)  :何が・・・そんなに可笑しいの?                 
(ねっちゃん):おしまいなのはきみの方だよ、ミユキさん。きみがさっき飲んだコーヒ
ーには睡眠薬がたっぷり入っていたんだよ。簡単に逃げられると思ったら、大間違いだね
(ミユキ)  :えっ、しまった・・ああ・・眠ってしまいそう・・(危機一髪!ミユキ
の運命は、・・絶体絶命!)                           



0099マークルの女 #1
 ……頭の中に靄がかかっている。手足が動かない、というより動かせない。どうやら縛
られているようだ。……やっぱり、あの変態ヤロー、ねっちゃんとさっちゃんが夜な夜な
変態プレイに興じていることは調べがついている。このことを週刊誌にリークするだけで
彼らの政治生命を断つことができる。私の切り札の一つだ。             
 データは今ごろ、えろとぴあ長官の手に渡っている頃だ。データが私の手の内にある限
り、殺されることはないだろう。時を稼げばえろとぴあ長官が助けにきてくれる。変態ヤ
ローのことだから拷問は避けられない、でも私は女スパイ・ミユキ、厳しい訓練に堪えて
きたのよ。大丈夫、まだ私のほうに分がある。これからが正念場よ。         
「気が付いたようだね、ミユキさん」                       
「ずいぶんなもてなしね、ねっちゃん。奥様と毎晩こんなことして遊んでいるという噂は
本当だったようね」                               
「ほう、そこまで調べていましたか、さすがですね。なら話ははやい、例のモノ、どこに
あるか教えていただきましょう。答えていただけない時には、あなたの身になにが起こる
か、お分かりですね」                              
「私が答えるとでも思っているの」                        
「頼もしい、そうこなくっちゃ。矜持と強い意志もった女が、私の前に跪き壊れていく様
を眺めるのが至上の喜びでね。おい、b.bくん、キミだったらこの誇り高い女スパイさ
んをどのようにもてなすかね」                          
「そうですね。私としては体操服とブルマに着替えていただいて、足首から太腿までギチ
ギチに縛り上げ、その魅力的なおっぱいをコンコンに硬くなるまで絞り出し、そして……
」                                       
「よし、キミにまかせる」                            

「ううぅっ、そんな……」                            
 ミユキは大きな姿見に映し出される自らの姿に絶句した。両乳の部分だけ刳り貫かれた
体操服から、縄で根をギリギリに絞りだされた乳房は、極限まで皮膚を薄く引き延ばされ
てつやつやと光沢を帯び、充血した乳首からは透明の分泌物が滴り、尖りきったしこりを
ねっとりと濡らしている。足首から太腿までをきっちりと揃えて縛られ、さらに瘤付きの
股縄がミユキのもっとも敏感な部分を刺激し続けている。身を捩るほど縄は喰いこみ、乳
首と木の芽がジンジンと疼く、しかもそんな自分の痴態が否応なく眼に飛び込んでくる。
声を挙げまいとするほど、自分でも驚くほどいやらしい声が喉から洩れる。      
「どうかね、ミユキさん。とっても魅力的になっただろう。まだ話してくれる気はないか
ね」                                      
「うぅっ、誰が。プロはね、クライアントを裏切ることだけは絶対にしないのよ」   
 もう少し、もう少しの辛抱よ、ミユキ。救出の手がもうすぐそこまで来ているはず、そ
れまでは負けちゃダメ!それに体を使って敵を篭絡する訓練だって受けてきたのだから。
「ここで陥落してもつまらないからね。お楽しみはこれからだ。だが、まだ素直じゃない
な。これを見たらキミも素直になるんじゃないかな」                
 ねっちゃんは内ポケットから一通の封筒を取り出した。              
「あぁっ、それは!えろ……」                          
「えろ…なにかね」                               
「いえ!なんでもないわ。でも、なぜそれをあなたが……」             
 それはえろとぴあ長官に届けたはずのデータであった。              
「それは私から説明しよう」                           
「あなたはえろとぴあ長官……なぜあなたがここに……」              
 ミユキはすべてを悟った、罠だったのだ。                    
「いやっ、みないで!この裏切り者!」                      
「そうだよ、私は最初から二重スパイだったのだ。ミユキくん、キミを陥れるためのね」
「近寄らないで!汚らわしい!!」                        
「そう邪険にするものではない、まがりなりにもキミの上司だぞ」          
「なにが上司よ!なんのためにわたしは!!触らないで!うっ、んむ〜」       
「うるさいし、舌でも噛まれたらこまるからな」                  
「むむ〜」                                   
「美しいよ、ミユキくん。ずっとキミをこんな風にしたかったんだ」         
 えろとぴあは巨大な洋梨のようにくびれ出された乳房を背後から掴み、その肌触りを心
ゆくまで楽しんだ。ミユキは身を捩って逃れようとするが、それは敏感な部分に新たな刺
激を与えるだけだった。えろとぴあはひねり出すように乳首をつまんだ。「うう〜っ」乳
首から乳汁が迸る。                               
「キミのこんな可愛い姿をみることができるとはな。ねっちゃんさん、今日はちょっとお
もしろいモノを持ってきたんですよ」                       
「ほう、なんですかな?」                            
 えろとぴあは、アタッシュケースから機械を取り出した。             
「まあ簡単に言えば、低周波治療器みたいなもんですけどね」            
 彼は機械にコードでつながれた電極を3つ取り出した。              
「これを乳首とね、あそこにつなぐんです。どうなると思います?」         
「ほう、それは……」                              
「わ、私にやらせてもらえませんか」                       
 b.bがよだれをたらしそうな顔で近づいてくる。永い夜は始まったばかりだ。   



0099マークルの女 パラレルワールド編
「それは私から説明しよう」                           
「あなたはえろとぴあ長官、……なんて格好してるんですか」            
 床に転がされたえろとぴあは紺のブリーフ一枚で亀甲縛りにされていた。あばらの浮い
たなまっちろい貧相な胸にまばらに生えている胸毛が、情けなさを増幅させている。もう
一つ彼が身に付けているものがあった。ブリーフと同じく紺の靴下だ。やはりなまっちろ
い脚から生えているすね毛との対比が泣きたくなるほど情けない。          
「すまん、キミを助けにくる途中でやつらに捕まっちまってこのざまだ。おまけに大切な
データまで奪われちまった。オレはもうおしまいだ」                
「いやあああああああっ、そんなっ、そんなっ、じゃあ、私はどうなるのよ!ばかっ!や
くたたず!私を見てチンポ勃てないでよ!わああああああっ!」           
「b.bくん、うるさいから黙らせてくれ」                    
「ううぅっ、んむう〜」                             
「そういうわけでキミの任務は終了したのだよ、永遠にね。その意味ではキミはもはや用
なしだ。消えてもらってもかまわないのだが、ちょっともったいない。せいぜい私を楽し
ませてくれたまえ」ねっちゃんはミユキの張り切った乳房を掴み、乳首をひねりつぶすよ
うにつまんだ。「ううぅ〜」巨大な洋ナシのようにくびりだされた乳首から乳汁が迸った
。                                       
「あきるまで楽しんだら○○○○にでも売り飛ばすとしようか。それが嫌なら私を飽きさ
せないことだ。えろとぴあくんにもそれまでは生かしておいてやろう。人に観られている
とまた格別だからな、とくに敵に見られているのがな。私の最高の楽しみは、夫の前で人
妻をいたぶることなのだよ。だからね、ミユキさん、マークルくんにもここに来てもらっ
ている」                                    
「うううぅぅぅ〜っ」                              
 ミユキの耳にはもはやなにも聞こえない。ただ誇りと自我が崩れ去る音以外は。   
 なんてね。                                  


0099マークルの女 虎口からの脱出 前編
 屈辱の夜から2週間が経とうとしていた。乳首とクリットに電流を流され、何度も失禁
し、涙と涎と鼻水と尿とそして恥ずかしい粘液と、身体中の淫らな液を裏切り者と敵のま
えで垂れ流し、誇りもプライドも粉々にされ、許してください、許してください、と何度
も懇願したあの夜。                               
 それから先は夢の中の出来事のようだ。昼の間は拘束されることもない。日の光を浴び
ることができるし、トレーニング器具も自由に使うことができる。食事も栄養のバランス
を考えたものを摂らせてくれる。ただし常に厳重な監視つきだ。           
 夜になると変態縄師b.bによって私は雁字搦めに縛られ、b.b、えろとぴあ、ねっち
ゃんの前で一匹の淫獣にかわる。いつしか部屋に差し込む陽がかげるだけで、秘密の小箱
から蜜を滴らせる身体になってしまった。                     
「奴隷にしては待遇がよすぎますな。自分の立場と言うものをわからさねばならん」えろ
とぴあの声が遠くで聞こえる。なにもわかっていないのはこの男だ。自分の立場は自分が
一番よく知っている。私の境遇は奴隷ですらない。あえて言えば愛玩動物だ。主人のもと
を離れれば生きていくことすらできない。なんの存在価値も私にはないのだ。どうぞ可愛
がってください、怪我したり病気になったりしたら捨てられてしまう、捨てないで、殺さ
ないで、お願いだから。                             
「今日は外にでよう」まだ陽も高いうちに私の部屋に来たねっちゃんは、急にそう告げた
。ラバーのボンデージギアに着替えるよう命ぜられる。身体の半分ほどの大きさしかない
ラバースーツを永い時間かけて身につける。身体にピチピチに張りつくラバーの感触が、
全身の触覚を鋭敏にする。乳首の部分に穴が開けられ、解放された乳首がぴょこんと突き
出す。さらに変態縄師b.bが全身を縄で締め上げる。すでに乳首とあそこがじんじんと
疼き、甘い声が洩れそうになる。                         
 そこに目隠しとボールギャグを噛まされ、7インチのピンヒールまで履かせられてワゴ
ン車まで歩くよう命令される。脚ががくがく震え、何度もくじきそうになりながら、えろ
とぴあとねっちゃんに挟まれる形でようやく車に乗り込む。運転手はb.bだ。なにかぶ
つぶつ不平のようなことを言っている。                      
 ラバースーツの内側はすでに蒸散できない汗に蒸れ、唯一外気に触れている乳首は逆に
熱を奪われてさらにこちこちに勃起している。えろとぴあは私の乳首にむしゃぶりついて
きた。背筋を電流のように走る快感に身を任せ、どこへ連れて行かれるんだろう、もうど
うでもいい、という気持ちになっていた。                     
 ねっちゃんは気のない様子でときどき思い出したように乳首を弄び、「そうだ、うちの
さっちゃんがあなたによろしく、といってましたよ」とぽつりと口を開いた。     
 さっちゃん!                                 
 なぜ、いまそんなことを。                           



0099マークルの女 虎口からの脱出 後編
 一週間ほど前からだろうか、ねっちゃんの私を責める手に力がこもらなくなるのを感じ
るようになったのは。
 私は焦った。私は一匹の愛玩動物にすぎない、主人が興味をなくせば用なしだ。私には
もう帰る場所もない、ここでも存在価値をなくしたら、私はどうすればいいの、なんでも
します、どんなご奉仕でもよろこんでいたします、どんな屈辱も甘んじて受けます。  
 しかし、奉仕すればするほど、ねっちゃんの気持ちが冷えていくのを感じずにはいられ
なかった。                                   
それは一昨日のことだ。すでに私は変態縄師b.bによって偏執狂的なまでの縛りを受け
、悦びの声を挙げ始めていた。                          
「今日は私とさっちゃんの寝室にミユキくんを招待しようと思う」唐突にねっちゃんが告
げた。                                     
「え〜〜っ、さっちゃんが参加してくださるんですか!!!」            
「それはすごい!!!」変態縄師b.bとえろとぴあがいろめきたつ。         
「いや、私たちのプライベートにミユキくんを招待しようというんだ。悪いけど君たちは
遠慮してくれたまえ」                              
「そんなっ、せっかくさっちゃんを縛れると……」                 
「b.bくん、今なんと云ったね?」                       
「いえ、なんでも……」                             
「ねっちゃんさん、どうせなら皆でたのしみましょうやぁ」             
「えろとぴあくん、立場をわきまえたまえ。なんなら組織にキミの居場所をお伝えしても
いいんですよ」                                 
「……」                                    
 緊縛された私を待っていたのは、憂いを帯びた瞳の、透きとおるような白い肌をもった
美しい女性だった。同性に恥ずかしい姿を見られている羞恥に体の芯が熱く疼きだす。 
「あなたがミユキさん……、これから恥ずかしいところをお見せするけど、あなたとわた
し、なにが違うのかよくみててね」なにを云ってるのだろう、このヒト。       
 2人のプレイが始まった。ねっちゃんの縄捌きは変態縄師b.bほど厳しくはないが、
要所要所をきちっと締め上げていく。豊満な乳房はゴムマリのようにくびりだされ、その
頂点は豊かな感受性を秘めていた。                        
 なんだってこんなものを私にみせるのよ!見られてないとできないの!この変態!イン
ポ!!心のなかで毒づきながら、目を離すことができない、喉の奥が焼けつくような思い
にかられながら、涙がとまらない。なんなのよ、なんで泣くのよ、私。        
 コトが終わってから、さっちゃんは手の甲でそっと私の涙をぬぐうと、「あなたはこん
なところにいては、いけないわ」と言った。                    
「さあ、ついたよ」追憶に浸っていた私をねっちゃんの声が現実に呼び戻す。ギャグと目
隠しがはずされる。                               
「ショッピングといきましょう。新○駅南口の高○屋です。今日は日曜日だからにぎやか
ですよ」高○屋!!そんなトコロをこんな格好で歩けっていうの!          
「b.bくん、すまなかったね。こんどはいい役をあげよう。私もえろとぴあ君も人前に
顔をだすわけにはいかないからね。ミユキくんの荷物もちと撮影係だ。私たちはこのモニ
ターでみているからね」                             
「大丈夫かね、ねっちゃん、もし逃げたら」                    
「大丈夫ですよ、なあ、b.bくん」                       
「まかせてください!」私の心の中にある考えが形をとりつつあった。まさか……、でも
、もしかしたら……                               
「えっ、なに、あのヒト」                            
「お母さん、あの女のヒト縛られてるよ、悪いことしたの?」            
「しっ!みるんじゃありません!!」                       
「AVの撮影?」                                
 まるでモーゼの十戒だわ、私が通ると人波がザアァっとかきわけられる。みんなのささ
やきが聞こえる、全身耳になってしまったようだ。                 
「みろよ、乳首が勃ってるぜ」                          
「感じてるんだよ」                               
「キ○○イだよ、イロキチ○イ」                         
「はじめてみたぜ」                               
 走り出したい衝動に駆られるが7インチのピンヒールではゆっくり歩くのがやっとだ。
私を罵倒する声を聞きながら、乳首と花芯がずきずきと疼く。            
 私はやっとの思いで変態縄師b.bに近づくと、耳元で甘く囁いた。        
「ねぇ、あっぁ、ひとに見られて感じちゃった……、あなたが欲しいの……、ねぇ、いい
でしょ、あそこのトイレで……」                         
 30分後、えろとぴあとねっちゃんは上着とショルダーホルスターに隠し持っていたベ
レッタM84を捕られて気絶しているb.bを発見した。ピンヒールが脱ぎ捨てられてい
る。                                      
「いわんこっちゃない、どうしてくれるんです!逃げられてしまったじゃないですか!し
かも銃を持って!!」                              
「ふっふっふ、はっはっは、そうですね、逃げられましたね、大丈夫、あなたは私が護っ
てあげますよ。はっはっはっは、あーはっはっは!」                
 ねっちゃんの哄笑がいつまでも響いていた。                   



保険調査員・ミユキ 危機一髪#1〜著者ミユキ
はい、ミユキ先生からの最後の電話が                       
「重大な手がかりをつかんだの、あと2,3日で帰るわ」              
でした。その後、4日も過ぎているのに、何の連絡もないので・・・・        
ええ、先生の携帯にかけてみたんですが、「現在、電話に出ることが         
できません」ばかりなんです・・・。保険金殺人事件って、結構危険な        
調査なんで・・・とても心配です。どなたかミユキ先生を見かけて方、        
教えてください・・・。(ミユキ事務所員)                    
to be continued !                               


保険調査員・ミユキ 危機一髪#1
「そうよ、ミユキさん。あなたの言うとおり、だんなを殺したのはあたし。カテーテルで
胃の中に直接大量のアルコールを注いであげたの。人間なんてあっけないものね。年中酒
浸りだったんだから、幸せだったんじゃない?」吉○は紫煙をくゆらせながら、ミニスカ
ートから伸びた脚を組み替えた。                         
「うむ、ふむ〜」ミユキは拘束され、猿轡まで噛ませられた体をよじってうめいた。何故
、こんなことを喋るの?私を消す気?どっちにしてももうあなたはおしまいよ。でも気持
ちが悪い、眩暈(めまい)も。どうしちゃったんだろう、私。なにか盛られた?    
「だんなだけじゃないわ、I子のだんなも、あたしの義母(はは)も。人間ってねえ、簡
単に壊れちゃうのよ。からだも。こころも。看護婦を長年やってきて、あたしわかっちゃ
ったの。人間なんてただのものだって」吉○はスツールから立ち上がると、背後からミユ
キの縄に搾り出された乳房を掴み、うなじから耳たぶにかけて舌を這わせてきた。   
「んん〜!」なにすんのよ!私、そんな趣味ないわよ!               
「すてきなおっぱいね。……、ふふっ、殺されるんじゃないかと心配してるんでしょ?大
丈夫、あなたを殺したりしないわ。あたしを調べてる調査員さんが行方不明になったりし
たら、ほんとに警察に疑われるもの。あなたには私に有利な証言をしてもらうわ」   
「ふぐっ、んむ〜」私を篭絡(ろうらく)しようっていうの。ナメないでよ!でもなんだ
ろう、この感じ。乳首とあそこが異常に感じる。私が私じゃないみたい。それに眼もおか
しい。すべてが歪んで観える、色彩が妙に鮮明だ。                 
「ねえ、あなた、リゼルギン酸って、知ってる?……、殺しはしないけど、死んだ方がマ
シだと思うかも知れないわね」                          
「んん〜、あはぁっ、あぁっ、あぁっ、んん〜」なに?やっぱり、なにか盛ったのね、あ
のコーヒーに?                                 
「人間の精神や感情なんてものわね、おクスリでどうとでもなるものなのよ。壊すことも
、あたしのいいなりにすることも」                        
「ああぅ、はあぁっあっ!ひいぃぃ〜、うううぅっ、あ〜〜〜〜!!」        
「精神の病いってね、脳のなかのβ(ベータ)-エンドルフィンやアドレナリン、ドーパ
ミンといった化学物質の分泌異常が原因なの。逆に云えば化学物質を投与することで、人
の精神を壊すことも自由。リゼルギン酸よりもLSDって云った方がわかるかしら?ビー
トルズにLucy in the Sky with Diamondって歌があるの。頭文字はLSD。これをキメ
ながら作ったって話があるわ」                          
「あぁっ、あっ、あっ、あなた、く、く、くるってるわ」              
「そうね、狂ってるかもしれない。でもね、そんなあたしにクスリで狂わされるあなたは
なに?よだれを垂れ流して、そんなによがり狂っちゃって。精神力なんて、クスリの前に
はなんの意味もないのよ。LSDってね、たった28万分の1ccであっちの世界にいけ
ちゃうすごいおクスリなの。あなたのコーヒーにいれた角砂糖には400ミリグラムのL
SDが沁み込ませてあったわ。たっぷり12時間は異次元旅行を楽しめるわよ。それで終
わりじゃないわ。こんどはフラッシュバックという素敵なおまけつき」        
「ああ〜、ああ〜、おおおぉおぉぉ〜」ミユキは失禁していることにも気づかずよがりつ
づけた。                                    
「あぁ、汚いわねえ、精神力とか意志の力とかに自信があるんでしょ。たかがクスリなん
かに負けないでよ。あーはははははは、おーほほほほほ」              


あなたならどうする?〜著者ミユキ
皆さん、こんばんわ。懲りない「ミユキ乃花」は今場所も登場しました。オリジナル画像
で盛り上がった13日の金曜日、ミユキも大胆に皆様のリクエストにお応えしようかしら
、なんて思ったりしています。                          
こんな状況を想定します。・・・・私は薬物中毒で禁断症状が出ると暴れてしまいます。
でも、その薬物を断って更生するには、私を                    
拉致監禁し、暴れないように拘束しなければなりません・・・・・          
さて、あなたはどんな風に私を拘束しますか?ただし、私は、あなたの奥様か恋人か妹で
す。愛情のない虐待はいけませんよ・・・・                    
レスの数が限られていますので、自動的に締め切りになります。           


あなたならどうする?
「お願いだから、もう、放って置いて!ダメなのよ。ムリなのよ。クスリをやめることな
んかできっこないのよ!!」ミユキは胸の前で自らの両肘を抱きしめる。膝がガタガタ震
えている。                                   
「身体中の関節が痛いの!バラバラになってしまいそう!皮膚の下を小さな虫が這い回る
の!どうすればいいの!」私は黙ってミユキの体を抱きしめる。それ以外になす術をもた
なかった。                                   
「ありがとう、あなた。でももういいの。私なんかを愛してくれてありがとう。でも私に
はあなたに愛される資格なんかないのよ。ああ、寒い。痛い、苦しい、体がちぎれそう。
お願い、クスリをちょうだい!どうせ私なんか死んだっていいの!こんなに苦しいのなら
、いっそ殺して頂戴」                              
「何を言うんだ!絶対死んだっていいなんて思っちゃいけない!キミは生きなければいけ
ない。キミが死んだら僕がどれほど悲しむか、それを忘れないでくれ!」       
「ああっ、かゆい!虫が私の体を這いまわる!」ミユキは全身をかきむしりだした。放っ
ておいたら自分の体を傷つけるだろう。私は暴れるミユキの体を抱きしめたまま、ミユキ
の両手を後手に縛りあげ、あまった縄を胸の上下にまわし、自力ではほどけないように厳
重に固定した。ミユキはすでに「痛い」とか「かゆい」といった人間の言葉で叫ぶことを
やめていた。わけのわからない叫び声を喉から発しながら脚をばたつかせていた。私は何
度も人間離れした力で蹴られながら、文字通り必死になって足首から膝の上までを固定す
る。苦しみのあまり舌を噛み切ってしまわないように、口の端に真っ赤な跡が残るほど厳
しく猿轡を噛ませた。                              
 それでもミユキは全身を床にこすりつけ、のたうちまわった。私はミユキの体を抱きし
めたまま、ミユキのからだをさすり続けた。                    
「ヘロイン中毒の恐ろしさはその禁断症状の激しさにあります」医師の言葉が私の胸に甦
る。                                      
「精神的な依存もさることながら、身体的な依存を引き起こすところにヘロイン中毒の恐
ろしさがあります。ドラッグ・アディクション(薬物依存)の王様といわれるゆえんです
。またすぐに耐性がつきますから、どんどんエスカレートしていく。最後には全身がバラ
バラになるような痛み、震顫(しんせん=ふるえ)、蟻走感、すなわち皮膚の下を小さな
虫が這いまわるような感覚、喉の渇き、あまりのつらさに精神に異常をきたしたり、死に
至ることすらあります」                             
 ミユキ、可哀想な少女。幼い頃、父親に性的虐待を受け、自分に自信を持つことができ
なかった少女。でも私はそんなミユキを愛した。ありのままのミユキを愛した。    
「もっと自信を持っていいよ。僕をこんなに夢中にさせたんだから」ミユキは笑った。そ
して「あなたと生きたい」そう言ってくれた。                   
「ミユキ!生きよう!僕と一緒に生きよう!どんなにつらくても僕がずっとそばにいる!
だから、だから……」あとは涙で言葉にならなかった。               
 ミユキの瞳に光が灯った。生きたいという意志の光だ。              
 治る、かならずミユキは治る!私は確信した。                  
 祈りはこうして生まれるのだろう。                       
ちょっと、くさいでしょうか……                         


FREEZE!!
「はい、たしかに、間違いございません。契約はすべて終了しました」ミユキはレザーの
タイトスカートから惜しげもなくさらした脚線美を組み替えると、安堵のため息をもらし
た。さあ、これからが本当の仕事よ、ミユキ。                   
「ごくろうさま。今日はパーっとやりましょう」えろとぴあ商事の社長はミユキの脚線美
に眼を釘付けにされたまま、蛇を思わせる瞳でミユキをみつめた。          
「ええ、ぜひ。でももうすこし、鑑賞させてください。時価100億はくだらないダイヤ
なんて、そう何度もお眼にかかれるものじゃありませんもの。それにダイヤってずいぶん
重いものなんですね。上げ底になっていて、なにか別のものが隠されているみたい」ミユ
キとえろとぴあの眼があった。                          
「ミユキさん。こんな話をきいたことがありますか。マークルと言う組織の話です」  
「すいません、存じませんわ」                          
「表向きは保険会社を装っていますが、日本政府や外国の政府の特命を受けて、銃器や覚
醒剤の密輸に手を染めている商事会社の内偵を進めている機関です」         
「あら、かっこいい。わたしだったらさしずめ0099マークルの女ってとこ。昔のスパ
イ映画みたい」                                 
「ネタはあがってるんですよ」                          
「なんのお話かしら。私も面白い話を聞いたのよ。とある国の大臣が銃器マニアで、珍し
い銃をこっそり外国から密輸入させているって。たとえば高価な宝石が入っている警戒が
厳重なこんなところに」ミユキは宝石箱のビロードをひきさいた。そこには44オートマ
グというハンドガンと銃弾が込められたマガジンが。                
「おっとそこまでだ。勇敢なお嬢さん」ミユキは銃を構えた男達に取り囲まれ、後手に縛
られてしまった。しかしミユキは一瞬の隙を見逃さなかった。後手に縛られたまま、ミユ
キの長い脚が宙を舞った。瞬く間に3人の男が悶絶して倒れた。


FREEZE!! 〜著者ミユキ
おっと!動くとけがするわよ、ふふ。                                              
キミたち、元気?                                
誰ですって?                                  
私をお忘れかしら。                               
だめよ、縛りあげたからって、油断したら。                    
さあ、そこをどいて!それから、そこのボーヤ、                  
私のロープを解いてちょうだい?                         
あっ、おかしなマネしたら、ボスの命がないわよっ!                


FREEZE!! 〜続き
「わかった、撃つな、撃たないでくれ!!しょうがない、縄を解いてやれ」44オートマ
グの照準はぴたりとえろとぴあの胸に向けられている。               
「おい、ヤス」「はい」ヤスと呼ばれた子分はミユキに近づいていく。        
「わかってるわね。おかしなまねをしたら」                    
「わかってるよ」ヤスは44オートをみつめた。その時あることに気づいた。ヤスはえろ
とぴあに眼で合図を送った。ヤスの眼の動きに怪訝な表情を見せていたえろとぴあは、や
がてヤスのいわんとするところを悟った。                     
 えろとぴあは両手を高く掲げたまま、一歩づつミユキに近づいた。         
「動かないで!!本当に撃つわよ!」                       
「ミユキさん、あなた44オートマグという銃を撃ったことがありますか?」     
「ないわよ、だからってこの距離ではずすなんて思わないことね」          
「実弾の反動っていうのは思ったより強いものでね。普通は肘や腕全体の振りで逃がすも
のです。そんなムリな体勢で撃ったらあなたの手首や腕もただではすまない」     
「近づかないでってば!!たとえそうでも、あなたを撃つことぐらいできるわよ」   
「ところが、撃つこともできないんですよ」背後からヤスがミユキの豊満な胸を抱きしめ
る。                                      
「なにするのよ!!撃つわよ!!」                        
 反射的にミユキはトリガーを引き絞ってしまった。その瞬間、ミユキは手首にかかるで
あろう衝撃に身構えた。ところが、衝撃はこない。                 
「!?」                                    
「ミユキさん、ハンマーが倒れたままだったんですよ。つまり初弾がチャンバー内に送り
込まれていない。それでは弾がでるわけがない」                  
「ああぁっ」                                  
「おおっと、物騒で美しいおみあしをそのままにはしておけないな、おい、ヤス」   
「はい、ボス」ヤスはミユキの脚にも縄を巻きつかせ、厳重に猿轡を噛ませて床に転がし
た。                                      
「ふふふ、ミユキさん、無事ここから脱出できたらマークルさんに提案するんですな。も
っと、実弾をつかった射撃訓練を増やすべきだってね」               
えろとぴあの声が遠くに聞こえる。                        
-END-